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研修・講習・交流会

令和3年度

【講習会】乳幼児の救急法

2021-07-02
6月27日(日)令和3年度「ごうつファミリーサポートセンター講習会」兼「子育てサポーター・ボランティア養成講座」を開催しました。
講師:江津消防署職員・梨田壱成さん
江津消防署より梨田壱成さんを講師にお迎えし「乳幼児の救急法」を教えていただきました。


2名の子育てサポーターさんと6名の子育て中のお母さんの参加があり、サポートセンター職員も一緒に講習を受けました。
予防が一番大切!!
心臓マッサージやAEDの使い方を知っておくことも大事ですが、使わないで済むよう、予防することが一番大切なことだと最初に言われました。

通常、救急車を要請してから到着まで約5分から10分程度かかるそうです。
その間、心臓マッサージ等をすることによって助かる確率が上がるそうです。少しでも助かる確率をあげてください!ということで、最初に心臓マッサージの方法を教えてもらいました。
心臓マッサージ
みぞおちから少し足寄りの位置に、乳幼児する場合は指2本、体格によっては小学生までは片手で圧迫するということで、模型を使ってしました。
理想的な回数は、1分間に100回の圧迫ということでやってみましたが、実際にしてみると結構な力が必要で、これを1人で救急車が来るまでずっと・・・と想像すると難しいことだと感じました。
梨田さんからは、質の良い心臓マッサージ(肘が伸びていて、心臓に対して腕が直角)を継続するために交代できるよう、周りにできるだけ多くの人を呼ぶことが大切だと教えていただきました。
参加者からは、実際に2本の指できちんと圧迫できるのか、片手では不安定だがそういう場合は両腕でもよいのか等、実際にもしもの時を想定しての質問があり、その都度、梨田さんに教えていただきました。
AEDの使い方
実際にサポートセンターに設置してあるAEDを見ながら使い方を聞きました。
サポートセンターにあるのは小児用のパッドが付いているAEDですが、小児用がなくても心臓を挟むように右と左、または胸側と背中側にパッドを貼れば問題ないということでした。

AEDは音声ガイダンスが流れるので、その指示通りにすればよいということでしたが、その間も心臓マッサージはとにかく続けることが大切だそうです。
誤飲の除去方法
ラップの芯を通るものは、子どもが飲み込んでしまう可能性があるということで、もしものときの対処法をお聞きしました。
子どもが喉に詰めてしまった時には、喉のあたりを触ったり表情や唇の色が変わったりと何かしらのサインが見られるそうです。
乳児の場合は、頭を逆さにして、肩甲骨と肩甲骨の間を手の付け根のあたりを使って強く叩きます。詰まったものが出てくるか、呼吸が止まるまで続け、呼吸が確認されないとなると心臓マッサージをするということでした。

子育て中のお父さんお母さんの実体験や、二児のお父さんである梨田さんの体験を聞かせてもらいながらだったので、みなさん、身をもって誤飲の怖さを感じておられるようでした。
~参加者の感想より~
  • 子どもにもしもの事が起きた時を想定しての参加だったので、救急法、誤飲の対処法を知ることができて良かったです。

  • とても勉強になり、知らないのと知っておくのでは全然違うだろうなと思いました。

  • もしもの時、家族や地域の方のために落ち着いて、今日のことを思い出して役に立てたいと思います。
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