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活動の様子

子育て講座

R3 第1回「子どもの力を信じましょう」

2021-06-28
「右手と左手こんにちは」
指先に刺激を与える手遊びから始めました。
指先は脳に繋がっていますから、1日1回はこうして指先に刺激を与えてください。
講師:加納美代子氏
子どもの「育つ力」について
①子どもは自ら瞬時に「学ぶ本能」を持って生まれてくる。
赤ちゃんがお母さんの顔をじっと見るのも、声のする方を向くのも本能で学んでいるんですよ。お腹がすくと泣く、おしっこが出ると泣く、抱っこしてほしいと泣く。このような姿も、泣くとお母さんが来てくれると学んでいるから、泣いて知らせてくれるんです。
「ですが、家事で忙しいときに泣かれるとお母さんも大変ですよね。そんなときは「もう少し待っててね。洗濯物を干したら抱っこするからね」と説明をして用を済ませてからちゃんと向き合うことを繰り返すと、そのうちに泣いていても、話しかけると泣き止んで待ってくれるようになりますよ。赤ちゃんでもそうして日々学んでいるんです。一番してはいけないのが、無視をすることです」と、大切なことを話されました。

②子どもは他者と交流する基本的体制を持って生まれてくる。
「人間が発達してきているのは、人と人とのコミュニケーションをとっているからです。人はひとりでは生きていけないんですよ」
その説明を「秋葉原事件」を例にあげてお話していただきました。


次に参加者の子どもさんの月齢に合わせた、日ごろやっている子どもさんへの対応を個々に聞き、それに応えてくださいました。

育つ力を引き出すには
  • 子どもの安全基地になっていること
  • 子どもが求めてきたことにはコラボ(共同活動)で答える
  • 子どもを常に受け入れてほめる
  • 先取りはせずに後付的に教える 等の説明を受けました。
最後に「ブリーフセラピー3原則」
  1. うまくいかないなら違うことをせよ
  2. 一度でもうまくいったら、またそれをせよ
  3. うまくいっているなら、変えようとするな
を事例を交えてお話してくださいました。


そして、最後に「育てる力」の5つの評価基準をお聞きしました。
  1. 子どもが生き生きと反応していたか。
  2. 自分の意見や考えを提起したか。
  3. 保護者は子どもにまず考えさせたか。
  4. 子どもから学ぶことがあったか。
  5. 子どもに関わって保護者自身が楽しんだか。

子育てに奮闘しておられるお母さんたちから
  • 手探り状態でしている子育てに日々不安を持ちながら子どもと関わっている部分もあったので、今日のお話を聞けて考え方を変えてみようと思いました。子どもの行動一つひとつに意味があって、今は言葉が通じない分わからないところもあるけれど、子どもの気持ちをくみ取って愛情を持って関わっていきたいと思います。

  • 子育てで不安になることはたくさんあるけれど、相談することで気が楽になったり、自分の良かれと思ってやっていることが子どもを傷つけていたりに気づくことができるのではないかと思います。子育てを楽しめたらいいなと感じます。

  • 「ほめてのばす」1歳11か月の娘にはまだ、何となくできるのですが、4歳になり言葉もすらすら出てくる息子にはなかなかできない時も・・・ですが、親を見て子は育つを心にとめ、できるだけイライラしないよう子どもの言葉を聞いて尊重しながら過ごしていきたいと思いました。

  • 加納さんの優しい雰囲気、あたたかい言葉に、ハッとさせられることばかりでした。何となく目をそむけていたことにも、向き合っていかなくては!!子どもたちと(夫とも・・笑)向かい合って考えていきたいなと思いました。ありがとうございました。

  • 子育ての経験を交えながらお話してくださったのでとても分かりやすく、話の内容がよく伝わりました。もう赤ちゃんくらいではないのですが、子育てを楽しみたいと思いました。ありがとうございました。

等の感想をいただきました。
皆さん、日々の子育てを振り返り、貴重な気づきの時間となったようです。
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